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2019年10月25日
【食育】口腔機能不全の予防は0才から

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先月9月29日に「0歳からの健口長寿研究会」の創立記念総会に参加してきました。
会の中で歯科の3大疾患として「むし歯(う蝕)」・「歯周病」そして「口腔機能不全」が挙げられていました。「う蝕」・「歯周病」に関しては予防法や治療法がほぼ確立されています。しかし「口腔機能不全」についてはまだその方法が十分体系化されておらず歯科界でも研究が進められているのが現状です。

※「口腔機能不全」とは、食べ物を噛んだり飲み込んだりすることに関わる筋肉が正しく機能せず、お食事が上手にできない状態です。
「口腔機能不全」の予防として0歳、つまり赤ちゃんの頃からの正しいお口の使い方が重要です。また、正しいお口の使い方ができていなければ早期にそれを改善していくことが大切になってきます。

私も娘が誕生した時に、その重要性を実感し実践をしてきました。特に初期の母乳の与え方は舌の動きと、上顎の発育に大きな影響を与えます。ピジョン社の提供している動画が大変参考になりました。

そして離乳食・手づかみ食べ・普通食と順調に進めていたつもりですが、最近あまり噛まずに丸呑みしている傾向があり、早期の改善を試みているところです。

娘と接する中で1度習慣になってしまうとそれを直すのは非常に難しいということを実感しています。これから赤ちゃんを育てていく方には是非最初から正しいお口の使い方の習慣をみにつけていただけるよう情報を発信していこうと思います。