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親子お口育てサークル
現在、お子様が初めて歯科医院に来院されるのは1歳半健診、その後は3歳児健診という方がほとんどです。1歳半は乳前歯が生え揃い、3歳は乳歯全てが生え揃う時期でこの時期の歯科健診にはそれなりに意味があります。
しかし、お子様のお口の成長は乳児期から連続しているもので、哺乳の仕方や離乳食の形状、食べ方はお口の機能の発達に大きく影響します。検診のみではその重要な時期のサポートがすっぽりと抜け落ちてしまうのです。

お口の機能、特に「食べる機能」は自然に身につくものではなく、哺乳〜離乳食と食形態の変化に対応して、段階的に身につけていくものです。近年になり「食べる機能」が正常に身に付いていない「口腔機能発達不全症」が問題視されるようになってきました。「口腔機能発達不全症」は早い段階で取り組むとで、将来的にお口の問題やそれに関わる全身の問題に悩まされる可能性を減らすことができます。
口腔機能発達不全症について詳しくは「口腔機能発達不全症」をご参照ください。
三阪歯科医院では妊娠中の方、0歳〜3歳未満のお子さんとその保護者の方を対象に『親子お口育てサークル』を毎月第4水曜日の10時〜13時に開催しています。
当サークルは、子どもさんの口腔機能、体の発達を健全に導くサポートを行うこと、またお母さん、お父さんが子どもさんのさまざまなお口の心配を解決できる場であること、子どもさんが診療代に横になることができるまでのお口の確認の場であることを目的としています。そして大いなる目標は、この地域から「口腔機能発達不全症」のお子さん、歯科矯正治療を受ける子どもさんを1人でも少なくすることです。
サークル内容
■初参加の方:
お口のチェック・保護者からの現状の聞き取り、離乳食、歯磨き、むし歯予防の説明。口腔機能発達不全症の問診の確認など。

■再来の方:
1か月の取り組みについての確認、お家から持ってきていただいた食事の形状の確認、子どもさんの姿勢、食べ物のとらえ方、お口の動きの確認など。