患者様への対応
フレイル対策
フレイルとは?
皆さんは「フレイル」という言葉をご存知ですか?
フレイルは「弱さ・脆さ・虚弱」を意味する英語の「frailty / frail」の日本語訳からきており、高齢期の「心身の機能・活力の衰え・虚弱」の状態を指します。
フレイルは健康と要介護の中間の状態で、要介護となる危険性が高まり、健康長寿を達成できなくなる可能が高くなってしまうといわれています。 フレイルを予防し健康長寿を達成するためには、「栄養(食とお口の健康)・運動・社会参加」という3つの要素がとても重要です。
特に食事を独りでとる等、社会性の低下により人と接する機会が少なくなることが負の連鎖のきっかけとなりやすく、フレイルから要介護へドミノ倒しになる流れは「フレイル・ドミノ」と言われています。
当院では、お口の健康の側面からフレイル予防に取り組んでいます。
フレイルは「弱さ・脆さ・虚弱」を意味する英語の「frailty / frail」の日本語訳からきており、高齢期の「心身の機能・活力の衰え・虚弱」の状態を指します。
フレイルは健康と要介護の中間の状態で、要介護となる危険性が高まり、健康長寿を達成できなくなる可能が高くなってしまうといわれています。 フレイルを予防し健康長寿を達成するためには、「栄養(食とお口の健康)・運動・社会参加」という3つの要素がとても重要です。
特に食事を独りでとる等、社会性の低下により人と接する機会が少なくなることが負の連鎖のきっかけとなりやすく、フレイルから要介護へドミノ倒しになる流れは「フレイル・ドミノ」と言われています。
当院では、お口の健康の側面からフレイル予防に取り組んでいます。
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オーラルフレイル(口腔機能低下症)への当院の取り組み
フレイルというと全身の虚弱を指します。
歯科の分野では「オーラルフレイル(口腔機能低下症)」という言葉があり「口の機能の虚弱」を意味します。当院では「お口の健康は全身の健康に繋がる」ということを、様々な視点からお伝えしています。加齢に伴いお口の機能が衰えてくると、生活の様々なシーンで小さな衰えや変化が生じ始めます。
それらが少しずつ積み重なり負の連鎖が始まると、全身の健康・心身機能にマイナスの影響を広く与えます。
歯科の分野では「オーラルフレイル(口腔機能低下症)」という言葉があり「口の機能の虚弱」を意味します。当院では「お口の健康は全身の健康に繋がる」ということを、様々な視点からお伝えしています。加齢に伴いお口の機能が衰えてくると、生活の様々なシーンで小さな衰えや変化が生じ始めます。
それらが少しずつ積み重なり負の連鎖が始まると、全身の健康・心身機能にマイナスの影響を広く与えます。
お口の機能の小さな衰えの例
■むせる・食べこぼす
■食欲が湧かない
■硬い食べ物を避け、柔らかいものばかりを食べてしまう
■舌が回らず滑舌が悪くなる
■口の中が乾燥し口臭が気になるようになる
■顎に力が入らなくなる
平成28年度の神奈川県内の65歳以上の3927名を対象にした調査のデータによると、65歳以上の43%がオーラルフレイルに該当するにも関わらず、オーラルフレイルを知っている方は2%しかいませんでした。
このことからオーラルフレイルの認知度が低く、お口の機能の衰えの多くが見過ごされ、フレイルに繋がっていると考えられます。 上述の、お口の機能の小さな衰えを加齢による仕方のない事と気に留めないまま放置してしまう事は、皆様の健康寿命を短くし、日々の生活を多くの痛みやストレス・不自由に囲まれたものにしてしまいます。
■食欲が湧かない
■硬い食べ物を避け、柔らかいものばかりを食べてしまう
■舌が回らず滑舌が悪くなる
■口の中が乾燥し口臭が気になるようになる
■顎に力が入らなくなる
平成28年度の神奈川県内の65歳以上の3927名を対象にした調査のデータによると、65歳以上の43%がオーラルフレイルに該当するにも関わらず、オーラルフレイルを知っている方は2%しかいませんでした。
このことからオーラルフレイルの認知度が低く、お口の機能の衰えの多くが見過ごされ、フレイルに繋がっていると考えられます。 上述の、お口の機能の小さな衰えを加齢による仕方のない事と気に留めないまま放置してしまう事は、皆様の健康寿命を短くし、日々の生活を多くの痛みやストレス・不自由に囲まれたものにしてしまいます。
フレイル・オーラルフレイル対策
三阪歯科医院では、希望される方には全身状態を把握するために体組成計で全身の筋肉量を計測しています。
その結果をみて管理栄養士・運動指導士がアドバイスをしています。
また、フレイル対策の教室として『はつらつ歯っぴーカフェ』を月に1回、木曜日に開催しています。
その結果をみて管理栄養士・運動指導士がアドバイスをしています。
また、フレイル対策の教室として『はつらつ歯っぴーカフェ』を月に1回、木曜日に開催しています。
オーラルフレイル(口腔機能低下症)の検査
オーラルフレイル(口腔機能低下症)の疑われる方には検査をお勧めしています。
検査は次の項目を調べます。
舌苔(舌の上の汚れ)の検査
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咬合力の検査
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お口の乾燥の検査
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舌・唇の運動機能検査
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舌の力の検査
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咀嚼能力検査
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嚥下機能検査査
専用の質問用紙に答えることで、食物を飲み込む機能の評価をします。
以上の7項目のうち、3つ以上基準値より測定値が低い場合は、「オーラルフレイル(口腔機能低下症)」と診断されます。
オーラルフレイル(口腔機能低下症)の治療の流れ
❶ 検査
前述の7項目について検査をします。検査はおおよそ30分で終わります。
❷ 説明
検査の結果をご説明します。機能の衰え、注意点などを説明します。
❸ トレーニング
検査の結果から、機能の衰えが認められた部分に応じたトレーニングをします。関連するトレーニング動画を紹介し、ご自宅でも行っていただきます。
❹ 1か月毎にトレーニングの効果や実施状況をチェックします。
❺ 6か月を目安に再検査を行い状況を確認します。
フレイル・オーラルフレイルは早期に気付き対策することで、大きな改善が見込めます。
些細な衰えと流さずに検査を受けてみては如何でしょうか?
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