各種診察
保険適用治療・定期メンテナンス
歯科衛生士による定期メンテナンス(プロフェッショナルケア)
三阪歯科医院では、ホームケアと平行して歯科衛生士によるメンテナンス(プロフェッショナルケア)を継続的に行うことが重要と考えています。
定期的なプロフェッショナルによる質の高いメンテナンスと、皆さんが毎日行うブラッシングやフロッシング等のホームケアが上手く噛み合う事で、お口の健康は保つことができます。
定期的なプロフェッショナルによる質の高いメンテナンスと、皆さんが毎日行うブラッシングやフロッシング等のホームケアが上手く噛み合う事で、お口の健康は保つことができます。
歯周病とメンテナンスの関係
日本人のむし歯の本数は年々減少していると言われています。
逆に歯周病は20歳代中盤から罹っている人の割合が増え続けています。データを見てみると年齢層が上がるに連れ、中等度・重度の歯周病の割合(4 mm以上の歯周ポケット保有者の割合)が大きくなっています。
歯周病の主たる原因と考えられているのが、歯の表面に付着するプラーク(歯垢)です。 プラークとは食物中の糖を栄養として細菌が塊を形成したものです。
プラークが付着してから3日ほどで歯肉は炎症を起こし始めるため、ホームケアで常に除去することが重要です。また、深い歯周ポケット内のプラークは歯ブラシでは除去することができないため、定期的な歯科医院でのプラーク除去が必要です。
歯科医院で歯周病の治療を行っても原因となる細菌が0になることはありません、そのため歯周治療後のメンテナンスは特に重要です。歯周病はメンテナンスをする場合としない場合でその予後が変わってきます。歯周病の治療をおこなっても定期的に歯科医院でメンテナンスをしている場合としていない場合を比較するとメンテナンスを行なっている方が約2倍歯を長持ちさせられることがわかっています。
さらに、歯周病は「糖尿病」「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「認知症」など、重大な疾患との関連が報告されています。全身の健康を大きく左右する病気に罹るリスクを最小にする為にも、歯科の検査やメンテナンスで歯周病の状態を知り、改善・維持を持続的に行う必要があります。
逆に歯周病は20歳代中盤から罹っている人の割合が増え続けています。データを見てみると年齢層が上がるに連れ、中等度・重度の歯周病の割合(4 mm以上の歯周ポケット保有者の割合)が大きくなっています。
歯周病の主たる原因と考えられているのが、歯の表面に付着するプラーク(歯垢)です。 プラークとは食物中の糖を栄養として細菌が塊を形成したものです。
プラークが付着してから3日ほどで歯肉は炎症を起こし始めるため、ホームケアで常に除去することが重要です。また、深い歯周ポケット内のプラークは歯ブラシでは除去することができないため、定期的な歯科医院でのプラーク除去が必要です。
歯科医院で歯周病の治療を行っても原因となる細菌が0になることはありません、そのため歯周治療後のメンテナンスは特に重要です。歯周病はメンテナンスをする場合としない場合でその予後が変わってきます。歯周病の治療をおこなっても定期的に歯科医院でメンテナンスをしている場合としていない場合を比較するとメンテナンスを行なっている方が約2倍歯を長持ちさせられることがわかっています。
さらに、歯周病は「糖尿病」「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「認知症」など、重大な疾患との関連が報告されています。全身の健康を大きく左右する病気に罹るリスクを最小にする為にも、歯科の検査やメンテナンスで歯周病の状態を知り、改善・維持を持続的に行う必要があります。
むし歯とメンテナンスの関係
皆さんは、むし歯と聞くと必ず削って治療をしなければいけないと考えていないでしょうか。
実はこれはメンテナンスという概念がなかった頃の古い考え方です。
現在はむし歯であっても初期のむし歯であれば再石灰化により治癒する可能性や進行が停止する可能性があるため、必ずしも削らずに経過を観る場合があります。経過を観る場合の条件として、お口の環境が良いこと、定期的に歯科を受診しメンテナンスをしていることが挙げられます。
実はこれはメンテナンスという概念がなかった頃の古い考え方です。
現在はむし歯であっても初期のむし歯であれば再石灰化により治癒する可能性や進行が停止する可能性があるため、必ずしも削らずに経過を観る場合があります。経過を観る場合の条件として、お口の環境が良いこと、定期的に歯科を受診しメンテナンスをしていることが挙げられます。
お口の健康サポーター歯科衛生士
当院では、お口の健康を維持していくサポーターとして、患者さんごとに専属の歯科衛生士がつきます。
専属の歯科衛生士がメンテナンスを担当することで患者さんの状況をより理解し些細なお口の変化はもちろんのこと、全身状態の変化にも気付くことができます。
歯科衛生士によるメンテナンスは患者さんの日頃のホームケアの結果が確認出来るイベントでもあります。
よく磨けていない箇所や注意点があれば丁寧にお伝えします。勿論問題がなければその旨をお伝えします。歯科衛生士はホームケアの採点官ではありません。怖がらずに気軽にメンテナンスをお受けください。
専属の歯科衛生士がメンテナンスを担当することで患者さんの状況をより理解し些細なお口の変化はもちろんのこと、全身状態の変化にも気付くことができます。
歯科衛生士によるメンテナンスは患者さんの日頃のホームケアの結果が確認出来るイベントでもあります。
よく磨けていない箇所や注意点があれば丁寧にお伝えします。勿論問題がなければその旨をお伝えします。歯科衛生士はホームケアの採点官ではありません。怖がらずに気軽にメンテナンスをお受けください。
メンテナンスの内容
メンテナンスでは以下を行います。
■お変わりがなかったかの確認。
■口腔内の確認。リスク部位のある方はそのチェック。
■義歯・マウスピースの使用があればそのチェック。
■超音波での歯石除去や歯周ポケット内の洗浄(手・機械での歯面清掃です)。必要があればスケーリング・ルートプレーニング(歯周ポケット内の歯石の除去)をすることもあります。
■歯周病の重症度、ホームケアの状態、むし歯・歯周病のリスクに応じて1・2・3ヶ月間隔で次回のメンテナンスを提案します。メンテナンス時の状況の良し悪しで間隔は変更します。
必要に応じ口腔内写真撮影・歯周組織検査を行いiPadで説明しています。検査結果を患者さんに伝える事により、現状を認識してもらい、その時点での口腔内の注意すべき箇所やホームケア時に重視する内容を伝えます。お口の清掃状況・注意点・リスク部位などは記録用紙に記入しています。
お口の健康を保つためにはどちらも欠かすことができないため、よく自転車の両輪に例えられます。
■補助清掃道具を使いましょう!
歯ブラシだけで歯の表面全てのプラークを取り除くことは困難です。ある研究報告では、歯と歯の間のプラークの除去率は、歯ブラシのみでは58%、歯ブラシ+補助清掃道具使用では86~95%という報告があります。 また、三阪歯科医院では歯ブラシで磨き始める前に、補助清掃道具を使用することをお勧めしています。歯ブラシを先に行うと磨いた気分になり、フロスや歯間ブラシが後回しになります。補助清掃道具を使用することが習慣になるようにしましょう。
■補助清掃道具の適切なサイズの確認を受けましょう!
補助清掃道具は、サイズ選択が重要です。誤ったサイズのものを使用することは、歯肉を傷つけたり、歯肉を退縮させる原因となります。まずは、歯科衛生士に適切なサイズを確認してください。
フロスを歯の表面に沿わせて上下に動かし、プラークを剥ぎ落とします。
沿わせて動かすことがポイントです。
■磨く順番を決めていますか?
歯を磨く時にどこから磨き始めるか決めていますか?決めずに磨き始めると思いつくままに飛び飛びで磨き、磨かれずに取り残される歯が出てきます。磨き始める場所を決め一方方向で磨いていきましょう。これだけでも磨き残しは減ります。
正しい歯ブラシの動かし方、当て方をしましょう!
基本は歯の面に直角に当てて横に小さく動かします(スクラビング法)。いろいろ高度な磨き方もありますが、先ずは基本的な磨き方で磨きましょう。十分プラークを落とせます(当院では歯科衛生士が、もっと詳しく丁寧にその方に適した磨き方を教えています)。
代表的な2つの磨き方を動画でご紹介します。
ホームケアは歯科医院でのプロフェッショナルケアと並び、歯科疾患の予防に重要です。的確なホームケアでお口のトラブルを予防しましょう。
■お変わりがなかったかの確認。
■口腔内の確認。リスク部位のある方はそのチェック。
■義歯・マウスピースの使用があればそのチェック。
■超音波での歯石除去や歯周ポケット内の洗浄(手・機械での歯面清掃です)。必要があればスケーリング・ルートプレーニング(歯周ポケット内の歯石の除去)をすることもあります。
■歯周病の重症度、ホームケアの状態、むし歯・歯周病のリスクに応じて1・2・3ヶ月間隔で次回のメンテナンスを提案します。メンテナンス時の状況の良し悪しで間隔は変更します。
必要に応じ口腔内写真撮影・歯周組織検査を行いiPadで説明しています。検査結果を患者さんに伝える事により、現状を認識してもらい、その時点での口腔内の注意すべき箇所やホームケア時に重視する内容を伝えます。お口の清掃状況・注意点・リスク部位などは記録用紙に記入しています。
メンテナンスと合わせて重要なホームケア
お口の健康を維持するために、歯科医院で行うプロフェッショナルケア(プロケア)と同じくらい大切なのが患者さん自身が日頃から行うホームケアです。お口の健康を保つためにはどちらも欠かすことができないため、よく自転車の両輪に例えられます。
お口のホームケアのポイント
歯ブラシの前の、歯間ブラシやフロスの使用
ホームケアでは、歯ブラシの他にフロス(糸ようじ)・歯間ブラシなどの補助清掃道具を使用します。■補助清掃道具を使いましょう!
歯ブラシだけで歯の表面全てのプラークを取り除くことは困難です。ある研究報告では、歯と歯の間のプラークの除去率は、歯ブラシのみでは58%、歯ブラシ+補助清掃道具使用では86~95%という報告があります。 また、三阪歯科医院では歯ブラシで磨き始める前に、補助清掃道具を使用することをお勧めしています。歯ブラシを先に行うと磨いた気分になり、フロスや歯間ブラシが後回しになります。補助清掃道具を使用することが習慣になるようにしましょう。
■補助清掃道具の適切なサイズの確認を受けましょう!
補助清掃道具は、サイズ選択が重要です。誤ったサイズのものを使用することは、歯肉を傷つけたり、歯肉を退縮させる原因となります。まずは、歯科衛生士に適切なサイズを確認してください。
歯ブラシ
補助清掃道具で歯の間を綺麗にした後はいよいよ歯ブラシの出番です。■磨く順番を決めていますか?
歯を磨く時にどこから磨き始めるか決めていますか?決めずに磨き始めると思いつくままに飛び飛びで磨き、磨かれずに取り残される歯が出てきます。磨き始める場所を決め一方方向で磨いていきましょう。これだけでも磨き残しは減ります。
正しい歯ブラシの動かし方、当て方をしましょう!
基本は歯の面に直角に当てて横に小さく動かします(スクラビング法)。いろいろ高度な磨き方もありますが、先ずは基本的な磨き方で磨きましょう。十分プラークを落とせます(当院では歯科衛生士が、もっと詳しく丁寧にその方に適した磨き方を教えています)。
代表的な2つの磨き方を動画でご紹介します。
ホームケアは歯科医院でのプロフェッショナルケアと並び、歯科疾患の予防に重要です。的確なホームケアでお口のトラブルを予防しましょう。
■正しいブラッシング(歯磨き・スクラッビング法)
■正しいブラッシング(歯磨き・バス法)
■正しいブラッシング(歯磨き・バス法)